熊本県上益城郡山都町の「幣立神宮」には、「五色神面」と呼ばれる木製の彫像面がある。社宝として奉納されているこの面は、世界の人類の祖神を象ったものという

 

かつて世界には「赤人」「青人」「黄人」「白人」「黒人」の5つの根源的人種があった。それらは現在の「黄色人種」や「白人種」とは必ずしも一致せず、大まかに次のように分けられていた。赤人はユダヤ人やネイティブ・アメリカン、アラブ人など。青人は北欧人やスラブ人など。黄人は日本人、中国人、朝鮮人などのアジアモンゴロイド系民族。白人はヨーロッパのコーカソイド民族など。黒人はインド人、アフリカ人、パプアニューギニアやメラネシアの人々など。なお、黄人は五色人の大本であり、中でも日本人は、これらを超越する「黄金人」の末裔であるともされる。

五色人は、日本の伝説に登場する神話的な存在です。この神話は、熊本県の幣立神宮に伝わっており、日本の超古代文明に関連