旧約聖書は、長い年月をかけて、イスラエルの人々によって書かれたものです。イスラエルの祖先であるアブラハムとイスラエルの人々が生きた時代は、紀元前3000年頃から400年です。その間に、旧約聖書の各書が書かれましたが、実際にいつ書かれたのかは不明です。旧約聖書の最後の書は、預言書マラキです。預言者マラキは前400年代に預言しました。このことから、旧約聖書全体が編纂され、現在私たちが持っている旧約聖書の形になったのは、紀元前400年~以降と考えられます。
現在、正典とされるものの範囲は1世紀末のヤムニア会議で確定された